2人の大人がキッカケで1日だけ病院で子ども達に届けられた光る絵本展
今日もどこかでプペル展。
さてさて、どこでプペル展?
その前に、ひとつ素敵なお話をさせてください。
にしのあきひろ氏が原案・総監督し、33人のクリエイター達と共に製作した絵本「えんとつ町のプペル」。
この素敵なお話の絵本は、リアルの世界にも素敵な奇跡を起こしてくれました。
それは、看護師として入院している子どもたちと関わっていた女性、大島 桂子さんがプペルの絵本が各地で開催される流れの中で、こう考えました。
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子どもの入院は子どもも親も本当に辛いものがあります。
子どもは遊ぶことで学び、成長していくのに24時間病院の中で何年もの時も沢山います。そして毎日付き添っている親も。子どもの病気の不安、悩み、疲れにストレス…は計り知れません。
えんとつ町のプペルの中に出てくる
「あおい空を知りません。かがやく星を知りません。」
これは病院で毎日過ごしている子どもたちにも言えるのではないかと。
病院の天井だけを見つめ、まずい薬を飲み、痛い注射を我慢し、毎日耐えている子どもたち。
そんな子どもたちに看護師や病院関係者はなんとかしてあげたい、少しでも笑顔がみれる時間が増えたらと思っているのですが、毎日の業務、責任に追われ、ただ目の前の命を守ることに必死で現場にいるとそれ以上のことはなかなかしてあげることができません。
子どもたちと、宝物のような子どもたちを必死で守っている家族に一瞬でも笑顔になれる時間を!
えんとつ町のプペルの物語を知ってもらい、
「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」
を伝えたい!そう強く思っています。
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そして、その言葉に心を動かされた男性、吉田健一郎さんが、クラウドファンディングで実現に向けて動き、33名の支援者と、スタッフさんの子どもたちも設営のお手伝いをしてくれて、実際に開催されたのです。
特別な想いが込められたプペル展。
2017/05/11 紫香楽病院で1日だけの開催。
いつも見慣れた病院の中の一室に、突然現れた光る絵本「えんとつ町のプペル」は、子ども達や親御さんたちに何かを伝えてくれました。
そして、この素敵な出来事の実現に向けて、「信じて」そして実際に「行動した」お二人と、クラウドファンディングで支援された方々、開催に理解ご協力いただいた病院関係者の方々に最大限の拍手と敬意をお送りしたいと思います。
お疲れ様でした。そして、色んな意味を込めてありがとうございました。
お二人の開催後の感想を書かれたFacebookページはこちらです。是非お読みください。
さて、そんなえんとつ町の光る絵本プペル展は、本日大阪府堺市のイオンモール鉄砲町にて最終日となっております。にしのあきひろ氏は18時からサイン会(100名限定)されるようです。
追記→ご本人のブログで「会場に足を運んで、時間が許す限り(ていうか閉店時刻まで)サインの対応をしようと思う。」とのことです。
お近くの方はどうぞ足を運んでみてください。
2015/05/14 21:47 「院内の子どもたち自身も設営のお手伝い」の箇所について、情報に誤りがあったため訂正しました。謹んでお詫び申し上げます
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